副作用の比較─概略

薬剤	鎮静	体重増加	アカシジア	パーキンソニズム	抗コリン 作用	低血圧	プロラクチン上昇
amisulpride＊	－	＋	＋	＋	－	－	＋＋＋
アリピプラゾール	－	－	＋	－	－	－	－
アセナピン＊	＋	＋	＋	－	－	－	＋
benperidol＊	＋	＋	＋	＋＋＋	＋	＋	＋＋＋
ブレクスピプラゾール＊	－	－	－	－	－	－	－
cariprazine＊	－	－	＋	－	－	－	－
クロルプロマジン	＋＋＋	＋＋	＋	＋＋	＋＋	＋＋＋	＋＋＋
クロザピン	＋＋＋	＋＋＋	－	－	＋＋＋	＋＋＋	－
flupentixol＊	＋	＋＋	＋＋	＋＋	＋＋	＋	＋＋＋
フルフェナジン＊	＋	＋	＋＋	＋＋＋	＋	＋	＋＋＋
ハロペリドール	＋	＋	＋＋＋	＋＋＋	＋	＋	＋＋
iloperidone＊	－	＋＋	＋	＋	－	＋	－
lumateperone＊	＋＋	－	－	－	－	－	－
loxapine＊	＋＋	＋	＋	＋＋＋	＋	＋＋	＋＋＋
ルラシドン	＋	－	＋	＋	－	－	－
オランザピン	＋＋	＋＋＋	－	－	＋	＋	＋
パリペリドン	＋	＋＋	＋	＋	＋	＋＋	＋＋＋
ペルフェナジン	＋	＋	＋＋	＋＋＋	＋	＋	＋＋＋
pimavanserin＊	－	－	－	－	－	－	－
ピモジド＊	＋	＋	＋	＋	＋	＋	＋＋＋
pipotiazine＊	＋＋	＋＋	＋	＋＋	＋＋	＋＋	＋＋＋
プロマジン＊＊	＋＋＋	＋＋	＋	＋	＋＋	＋＋	＋＋
クエチアピン	＋＋	＋＋	－	－	＋	＋＋	－
リスペリドン	＋	＋＋	＋	＋	＋	＋＋	＋＋＋
sertindole＊	－	＋	＋	－	－	＋＋＋	－
スルピリド＊	－	＋	＋	＋	－	－	＋＋＋
trifluoperazine	＋	＋	＋	＋＋＋	＋	＋	＋＋＋
ziprasidone＊	＋	－	＋	－	－	＋	＋
zuclopenthixol＊	＋＋	＋＋	＋＋	＋＋	＋＋	＋	＋＋＋

記号：^＊：使用可能かどうかは各国で異なる，＋＋＋：発生率/重症度が高い，＋＋：中等度，＋：低い，－：稀
注：表は，臨床経験，製品概要，研究文献に基づいて各薬剤の副作用の相対的な発生率や重症度を示したものである。本表は極めておおまかな手引きである。参照文献を示した詳細な情報については各項を参照すること。
この表には記載されていない副作用が生じることもある。詳細な情報については，本書の副作用に関する項を参照のこと。

（谷　英明）